1mを超す冬の味覚の横綱。
圧巻は何といっても「鍋」。
寒さが身にしみるこの季節、東京や大阪から福岡にやってきた人はまずフグを食べたがる。しかし、地元の食通は別の味覚を知っている。幻の高級魚といわれる「アラ」がそれだ。アラはハタ科の魚で成長すると体長1m、体重20sは超える。ハタ科の魚には真ハタやねずみハタなどがあるが、いずれも品の良い白身のおいしさで知られる高級魚。中でも王様のアラは、味の良さもさることながら、幻といわれるほど漁獲量が少なく、それが高値の所以となっている。 |
大相撲九州場所に訪れる力士が楽しみにしているのも、このアラ鍋。野菜を食べ、豆腐を食べて、アラの骨をしゃぶる。アラは昔から傷や打撲などに薬効があるとされ、力士の栄養源としては最適なのだとか。まさに必然から生まれたもののようだ。
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